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ランナーに多い膝下の痛みについて ~膝蓋腱炎に対する当院の治療とは~
2025/12/12
膝の痛み
こんにちは!

今回はランナーに起こりうる膝や膝下に

起こる痛みについて書いていこうと

思います!
鵞足炎とは|ランナーに多い膝の内側の痛み|原因・症状・治療と予防|ジャーナル(インソール)|ザムスト公式オンラインショップ【ZAMST Online】

12月のこの時期は

マラソンシーズン真っ只中ですね!

ランナーさんの方々は大会に向け

負荷を上げ練習している方が多いと思います。

そんな中走っているときに

膝や膝下に違和感や痛みを感じたことがある方は

多いのではないでしょうか?

今回はランナーの多い膝下の痛みで考えられる

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

別名ジャンパー膝について

書いていきます!


ジャンパー膝とは?

ジャンパー膝とは正式には

膝蓋腱炎や膝蓋靭帯炎と呼ばれます。

もも前の筋肉大腿四頭筋をはじめとする

膝を伸ばす(伸展)する筋肉の

繰り返しのストレスによっておこる

スポーツ障害になります。

痛む場所として大腿四頭筋の腱付着部

と考えられており

膝のお皿の下に痛みを訴えることが一番多く

その他に膝の下にある出っ張っている部分や

膝のお皿の上の部分に

に痛みを起こすと考えられています。
ジャンパー膝 に対する画像結果


大腿四頭筋とは?

大腿四頭筋とは膝の前面に位置する

大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋の

四つの筋肉の総称になります。

主に膝を伸ばす働きをしており

股関節の屈曲も行います。

また椅子からの立ち上がりや歩行、ランニング、ジャンプなど

日常の様々な動作で骨盤と膝を安定させ

体のバランスも保っています。

階段を下ったり、着地したりする際の

衝撃を吸収し膝や腰への負担も軽減します。

大腿直筋
骨盤から始まり膝をまたいで脛骨に停止する筋肉になります。股関節の屈曲と膝関節の伸ばす動きの両方に作用します。

内側広筋
太ももの内側に位置し、主に膝関節の伸展に作用します。

外側広筋
太ももの外側に位置し膝関節の伸展に作用します。

中間広筋
大腿直筋の下に位置しており大腿骨から始まり膝蓋骨に停止し、ひざ関節の伸展に関与します。
大腿四頭筋 に対する画像結果


どんな人になりやすいのか?

ジャンパー膝が起こりやすい競技として

バレーボールジャンプ系のスポーツや

急激なストップ、方向転換、ジャンプを行う

バスケットボール、サッカーなどに多く発症します。

逆に走る系の陸上の短距離や中距離選手は

発症頻度が少ない傾向にあります。

その理由は大腿四頭筋の

ジャンプやストップ、方向転換によって

膝蓋腱に高度の負荷がまっすぐ走るより

かかるとされているからです。

ですがマラソンや長距離選手には

発生しやすいとされています。

その他にも大腿四頭筋の柔軟性がない方

筋肉のバランスが左右違う方は

発症しやすくなります。


なぜジャンプをしないランナーに起こるのか?

ランナーに起こりやすい原因として

走るときの大腿四頭筋の収に伴い

使い過ぎにより膝蓋腱に強い

牽引力が繰り返し加わって生じます。

また大腿四頭筋の柔軟性不足や

筋力不足、不適切なフォームや

急な運動量の増加などが原因として起こりやすくなります。

特にランナーでは着地の時に膝蓋腱に

負担をかけ膝下に痛みをおこします。

ランニングでは着地時に体重の

3~4倍もの衝撃が加わるとされているため

距離をたくさん走るランナーさんに

膝蓋腱に過剰な負荷をかけてしまいます。

不適切なフォームとしては

かかとから強く着地し

膝が内側に入ってしまう方は注意が

必要になります。

膝がまっすぐではなく内に入ることで

膝への負担が大きくなり膝の内側(鵞足)にも

痛みを起こしてしまうリスクが起こります。


ジャンパー膝に対するセルフケアとは?

痛みが強い場合にはスポーツ活動を休止し

患部をしっかりアイシングしましょう。

また大腿四頭筋のトレーニングや

ストレッチが効果的になります。

トレーニングでは

1.スクワット(もも全体のトレーニング)

2.レッグエクステンション(膝を伸ばすトレーニング)

3.ランジ(お尻やハムストリングのトレーニング)

などのトレーニングがあります。

左右差が出ないようにトレーニングをすると

より効果的になります。


ストレッチでは
大腿四頭筋 ストレッチ に対する画像結果
床に座って行うもも前(大腿四頭筋)のストレッチ
↑上記のストッレチを運動前、運動後にしっかり行うことで、筋肉の硬さを和らげます。


当院での治療

当院では痛みの原因にアプローチし

痛みを取っていきます。

炎症や腫れがある場合当院の特殊な治療器を使って

炎症や腫れ、痛みを取り除きます。

また四頭筋の硬さが原因の場合鍼を使い

筋肉自体にアプローチし硬さや痛みを取っていきます。

当院はジム併設の為リハビリや痛みの出ないための

トレーニングもすることができます。

テーピングを使い筋肉の動きをサポートすることもできます。

膝の痛みやジャンパー膝など気になりましたらお気軽にご相談ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院

スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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