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眼精疲労と頭痛の関係 ~当院でできる治療と鍼灸治療~
2025/07/24
その他の痛み
こんにちは
今回は日常に多い、眼精疲労と頭痛の関係について書いていこうと思います。

眼精疲労とは?

眼精疲労とは、目のかすみや痛み、充血、乾燥などの目の症状に加え、頭痛や肩こり、倦怠感、吐き気などの全身症状が現れ、これらの症状が休息しても回復しない慢性化した状態のことを指します。
眼精疲労の症状・原因|くすりと健康の情報局

眼精疲労が起こる原因として、目の使い過ぎや環境、更年期障害、自律神経失調症、精神的ストレスが原因と考えられます。
特に、スマホや、パソコンの普及により、目を酷使する機会が増加している現代社会では、眼精疲労になる方が増えています。


なぜ眼精疲労から頭痛が起こるのか

眼精疲労から頭痛が起こるのは、目の筋肉の酷使によって、目の周りや首、肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなることが原因です。
この緊張や血行不良が神経を圧迫し、頭痛を引き起こすと考えられます。


眼精疲労に関わる主な筋肉

1.毛様体筋
目にある筋肉で、水晶体の厚みを変化させ、ピントを合わせる役割を担う筋肉です。
近くを見る際に緊張し、遠くを見る時に緩みます。長時間近くを見続けると疲労します。
毛様体金 に対する画像結果

2.外眼筋
目にある筋肉で、眼球を上下左右に動かす筋肉です。
パソコンうあスマホの画面を長時間見続けると、眼球を固定する時間が長くなり、外眼筋の疲労につながります。
外眼筋の解剖学での作用と検査での運動方向が異なることについて | まっちゃんの理学療法ノート
3.後頭下筋群
首と頭の境目にある筋肉で、目の動きと連動して、首や頭を動かすのを制御します。
目を使いすぎると、この筋肉も硬くなり、眼精疲労の原因になります。
後頭下筋群の解剖|re・Frame Conditioning Academy(rfca)|note

4.首や肩の筋肉
首や肩の筋肉は、目の周りの筋肉とつながっており、姿勢が悪くなったり、長時間同じ姿勢を続けたりすると、首や肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなります。これが原因で眼精疲労や頭痛につながります。


眼精疲労を起こさないための対策

スマホやパソコンの画面との距離を離す。
パソコンは40センチ以上
スマホは30センチ以上離すといいです。

また画面を見上げる位置や首を曲げて下を向くような姿勢でスマホを操作しないようにしましょう。
明るさも明るすぎたり、暗すぎないように調節しましょう。

デスクワークなどで目が疲れた時は、遠くをるように休憩するといいです。


眼精疲労や頭痛に鍼灸は効くの?

眼精疲労に対する鍼灸治療は、目の周りの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、
目の疲れや不快感を軽減する効果が期待できます。
また頭痛には、首や肩の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、痛みを軽減する効果が期待できます。
特に緊張型頭痛と片頭痛に対して有効とされています。

鍼灸治療の効果として

1.筋肉の緊張緩和
鍼を刺すことで、筋肉の緊張を直接緩め、血行を良くします。

2.神経の圧迫解除
筋肉の緊張が和らぐことで、神経の圧迫が解消され、痛みが軽減できます。

3.鎮痛作用
鍼灸治療には、鎮痛作用があるため、痛みを直接緩和する効果があります。

眼精疲労の鍼灸では主にツボに刺激を行います。

目の疲れには

晴明(せいめい)、攅竹(さんちく)。魚腰(ぎょよう)、糸竹空(しちくくう)、太陽(たいよう)、承泣(しょうきゅう)、陽白(ようはく)
などの顔にあるツボに鍼を刺し、目の周りの筋肉に刺激します。

また、後頭下筋群や僧帽筋など、首や肩の筋肉の緊張を和らげることで、目の周りの血行を改善し、眼精疲労を軽減します。

頭痛の場合

合谷(ごうこく)、百会(ひゃくえ)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)、肩井(けんせい)、太陽(たいよう)、足臨泣(あしりんきゅう)などといったツボに刺激していきます。

当院での治療

当院は頭痛と眼精疲労の治療を得意としています。

当院では鍼灸を使い上記の方法で筋肉などを緩め、眼精疲労や頭痛を緩和します。

また特殊な治療機器を使い、鍼でさせない目の周りにも刺激し、改善します。

セルフケアもお伝えします。

目の疲れ、頭の痛みがありましたら、お気軽にご相談、ご来院ください。

大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
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スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。

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