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- 2025/10/11
- 手の痛み
こんにちは!
今回はテニスに多い手首の痛みや捻挫について解説していきます。

テニスはラケットを握ってプレーするため
手首への負担が非常に大きいスポーツです。
「サーブを打つと手首が痛い…」
「バックハンドで違和感がある…」
「転倒してから痛みが取れない…」
このような症状で悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか
今回は、テニスで起こりやすい手首の捻挫や
捻挫後に起こることがある
手根不安定症(
手首の捻挫とは?
捻挫とは、関節が本来動く範囲を超えて動いてしまい
● 靭帯
● 関節包
● 滑膜
などの組織を傷めてしまうケガのことです。
足首の捻挫が有名ですが
テニスや体操などでは手首の捻挫も少なくありません。
軽い捻挫で済むこともありますが
靭帯の損傷が強い場合は手首の不安定感や慢性的な痛みにつながる
なぜテニスでは手首を痛めやすいの?
テニスでは1試合の中で何百回も手首を使います。
特に負担が大きいのが
● サーブ
● フォアハンド
● バックハンド
● ボレー
です。
① インパクト時の強い衝撃
ボールがラケットに当たる瞬間には大きな衝撃が手首へ伝わります
フォームが崩れていたり
芯を外してしまうと手首への負担はさらに大きくなります。
② 手首を強くひねる動作
トップスピンやサーブでは手首を素早く返す動作を繰り返します。
この動作が続くことで靭帯や腱にストレスが蓄積します。
③ 転倒して手をつく
切り返しや急停止でバランスを崩し
手をついて転倒した際に捻挫するケースも少なくありません。
④ ラケットやガットが合っていない
実は
● グリップが細すぎる
● ガットテンションが高すぎる
● ラケットが重すぎる
といった用具の問題でも手首への負担は増えてしまいます。
手首のどこが痛いかで考えられる疾患
痛みの場所によって原因は異なります。
小指側が痛い
● TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)
● ECU腱鞘炎(尺側手根伸筋腱)
● 尺側手根屈筋腱炎
親指側が痛い
● ド・ケルバン病
● 橈側手根屈筋腱炎
● 母指周囲の腱障害
手首の中央が痛い
この場合に疑われる疾患の一つが
手根不安定症です。
手根不安定症とは?
手首には8個の手根骨という小さな骨があります。
これらの骨は靭帯によってしっかり支えられています。
しかし
● 転倒
● 強い捻挫
● 繰り返しの衝撃
によって靭帯が傷つくと
骨同士の位置関係が崩れ、手首が不安定になってしまいます。
これが手根不安定症です。
特に
● 舟状骨
● 月状骨
● 三角骨
の間の靭帯損傷が多くみられます。

手根不安定症の症状
初期では軽い違和感程度ですが
進行すると
● 手首の深い痛み
● 握力低下
● 手をついた時の痛み
● 手首が抜けそうな感覚
● 引っかかる感じ
● ラケットを強く振れない
などの症状が現れます。
放置すると関節の変形(SLAC wristなど)に
つながることもあるため
早めの受診が大切です。
検査方法
当院でも症状に応じて徒手検査を行います。
代表的なものとして
● Scaphoid Shift Test(Watsonテスト)
● Dorsal Capitate Displacement Test
● Lunotriquetral Ballottement Test
があります。
これらの検査で手根骨の不安定性や靭帯損傷の可能性を確認します
※
手首を捻挫したらどうする?
受傷直後はRICE処置が基本になります。
Rest(安静)
無理に動かさず、必要であれば固定します。
Ice(冷却)
15〜20分程度冷やします。
これを数時間おきに繰り返すことで痛みや腫れを抑えます。
※氷やアイスパックはタオルで包んで使用しましょう。
Compression(圧迫)
テーピングや包帯で軽く圧迫し、腫れを抑えます。
Elevation(挙上)
心臓より高い位置に手を挙げることで腫れを軽減できます。

痛みが落ち着いたら
炎症が治まってきたら
少しずつ動かしていきます。
まずは
● 曲げる
● 反らす
● 左右に倒す
● 回す
など可動域を戻していきます。
無理に痛みを我慢して行わないようにしましょう。
おすすめのリハビリ
前腕ストレッチ
手首を曲げる筋肉・反らす筋肉を伸ばします。
前腕の柔軟性を保つことで再発予防にもつながります。

ボール握り
やわらかいボールを握り
握力と前腕の筋力を回復させます。
リストカール
ダンベルやペットボトルを使い
手首をゆっくり上下に動かします。
筋力だけでなく手首の安定性向上にも効果があります。

ラケットを使った練習
競技復帰前には
● 軽い素振り
● ミニラリー
● 通常練習
と段階的に負荷を上げることが大切です。
当院での治療
当院では
「なぜ手首に負担がかかっているのか」
という原因から評価していきます。
痛みがある手首だけではなく
● 肩
● 肘
● 前腕
● 体幹
● 股関節
など全身の動きも確認し、
症状に応じて
● 電気治療
● 鍼灸治療
● 手技療法
● テーピング
● リハビリ・トレーニング
を組み合わせ、早期の競技復帰を目指します。
また、ジムを併設しているため、
トレーニングまでサポートすることが可
まとめ
テニスでは、
痛みを我慢してプレーを続けると、
TFCC損傷など慢性的な障害につ
「少し痛いだけだから」と放置せず
早めに適切な治療とリハビリを行うことが、
テニス中の手首の痛みや捻挫でお困りの方は
お気軽に当院までご相談ください!





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