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成長期に多いオスグット・シュラッター病とは何か?
- 2025/06/21
- 膝の痛み
こんにちは。
今日は成長期に多くみられる膝のスポーツ障害のひとつ、オスグット・シュラッター病について書いていこうと思います。
オスグット・シュラッター病とは何か
オスグットとは膝のお皿の下にある、脛骨粗面という部分に炎症を起こし、痛みや腫れを伴う病気です。

↑上記の写真のように膝のお皿の下に出っ張りが出ます。
そこに痛みなどが起こります。
特に、サッカーやバスケットボール、バレーボールや格闘技などジャンプやキック動作を頻繁に行う
スポーツをしている子どもに多く発症します。
原因
成長期には、骨や筋肉の発達にアンバランスが生じやすく、特に大腿四頭筋(もも前の筋肉)が強く収縮することで、膝蓋腱(膝のお皿の下の腱)を、
介して脛骨粗面(でっぱている部分)を引っ張る力が繰り返し加わることで、炎症が起きます。

大腿四頭筋とは
大腿四頭筋とはももの前側の筋肉のことで、
ももの前は四つの筋肉によって構成されています。
1.大腿直筋
2.内側広筋
3.外側広筋
4.中間広筋
の4つの総称を大腿四頭筋といいます。
大腿四頭筋は、膝を伸ばす動きや、階段の上り下りや、歩行や走行の膝の安定、ジャンプの着地など
スポーツや日常生活の様々な動きで欠かせない筋肉です。
オスグットは、この四頭筋が過剰に使われて起こる疾患です。
オスグットにならないためには
大腿四頭筋のトレーニングやストレッチをしましょう。
トレーニングでは
1.スクワット(もも全体を鍛えれます)
2.レッグエクステンション(膝を伸ばすことを意識したマシーントレーニングです)
3.ランジ(大腿四頭筋だけでなくお尻やハムストリングスも鍛えれます)
などのトレーニングがあります。
左右差が出ないようにトレーニングをするといいです。
ストレッチでは

↑上記のストッレチを運動前、運動後にしっかり行うことで、負担を和らげます。
当院でできること
当院ではオスグットの原因となる四頭筋にアプローチし痛みを取ります
また特殊な治療機器を使い、脛骨粗面に出ている炎症を取ります
鍼灸を使って筋肉の炎症や硬さを取ります。
ジム併設のため必要な筋力トレーニングの指導をします
適切なストレッチ方法もお伝えします
必要な方にはテーピングで動きのサポートをします。
膝の違和感、痛みがありましたらお気軽にご相談、ご来院ください。
大阪市東住吉区にあるスポーツ専門治療院
針中野フィジカルケア鍼灸整骨院
スポーツされていない方も多数来院されていますのでお気軽にご相談ください。
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